スポーツ心臓。 [医学]
8月14日に生まれて初めて健診に行ってきました。
そこであることに気がつきました。
電動血圧計で測定したのですが、脈拍が40回/分くらいしかないのです
以前は80回/分は叩いていた心臓が半分くらいしか叩かなくなってるんです。
ふらつきやめまいはないので不安はないんですが驚きました。
不整脈はないのでいわゆる 洞性徐脈 というもので病的意味はないと思う
のですがあんまり気持は良くありません。
喫煙 によって頻脈になる場合があるのでそれを差し引いて考えて見て
も40回/分は少ない。そこで、すべての検査が終了した後、判定医に
「胸部XPで心臓の拡大や肥大はないですか?」
と聞くと
「ないですね~。」
の返事でした。
「ん~、どう解釈するか?」
徐脈、心拡大もしくわ肥大、心雑音などがあれば スポーツ心臓 とでも言える
のですが、徐脈以外はなし。
余計に病的心臓の不安がよぎります。そこでその先生に質問すると、
「OOさんも、トレーニング内容を考えると スポーツ心臓 ....もどきでしょ。」
もどきは余計ですが、心拡大や肥大は病的でなければやはり時間をかけて生じて
くるわけだから一部納得です。
ちなみに現役時代の高橋尚子選手は30回台だったとのことです。
ところで、よくお医者さんが胸のXPで
「あら~、OOさん心臓肥大ですね~。」
という方がいますが、専門医は絶対言わない言葉だそうです。
心拡大はXPで 心臓の大きさ/胸郭の広さ が50%を越えていれば診断できますが
肥大はXPではその相関関係はわかっていません、というか相関していません。
だから、心臓超音波検査をしないと心肥大はわからないということです。
でも20年以上も80回を叩いていた心臓が短期間で40回。
これはトレーニング結果としては良いのかも知れませんが、人間のもつホメオスタ
ーシスを考えると体に良いこととは絶対に言えません 。
しかも、
頻脈時よりも徐脈時のほうが不整脈がでやすい
ことを考えると少々物騒な状態ともいえると思うんです。
年齢にあったトレーニング
これをしっかり考えることがマスターズスポーツをするものの責任なのかもしれません。
気をつけます。
大事な眼。 [医学]
その一つが眼に関すること。
ぼくはど近眼 なのでなにも考えずにコンタクトをして練習や大会に出ていたが昨年の
夏ごろから妙に眼がショボショボし始めたが、スルーして水泳を続けた。
でも秋ごろから本格的に眼がショボショボに。度付きゴーグルを買ったが結局ゴーグルを外すと
なにも見えない。しかも、 は汗かきの自分は大嫌い。
そこで、知り合いの眼科の先生にお願いして診てもらった。
ドライアイ
プールの塩素も関係あるとのこと。
結局通気性を考慮して、普段は2wks用を使用して、練習や試合は1dayを使用することに。
ん~、なかなかお金がかかるもんだ。
ところで、当たり前だけど最近は
真水で眼を洗うのは角膜上皮に傷がつく
という理由で練習後に眼を洗わない。でもよ~く考えてみてください、むかしプールからあが
ったあとに全員眼を洗っていましたよね。そのうちどのくらいのひとが眼に障害をもったのでし
ょうか?ちゃんとしたデータはないと思うのですが。それと
咽頭結膜熱、いわゆるプール熱も眼を洗っても予防にならない
と言われその根拠が疑われてるようだけどこれもちょっと疑問。
咽頭結膜熱はアデノウイルスというウイルスが原因だから基本的に水で流れます。
でなきゃ、風邪に水で効果があるというデーターがひっくり返っちゃいます。
たぶん、
完全に流れないので真水で角膜を傷つけるよりはしないほうがまし
っていう程度だと思うんだけど。自分は手で水をすくって5回ほど眼をパチパチして洗ってそのあと
で人工涙液の点眼薬を使用。
意外と眼洗いは大事だと思うんだけど。
ちなみに今使ってるゴーグルはこれ。
MIZUNO 85YA-75012 1,575yen
意外とフィット感があって飛び込んでも外れたことがないんです。
結構気に入ってます。
水泳を考える。 [医学]
はっけよ~い、のこった。
まずこんな記事をみつけました(抜粋)
2009年2月5日号(VOL.42 NO.6) p.15]
第19回日本臨床スポーツ医学会
スポーツ障害の予防策に重点
近年のスポーツは強い体力と高度な技術が要求されるようになり,外傷や障害の発生頻度は増加の一途をたどっている。幕張市で開かれた第19回日本臨床スポーツ医学会(会長=早稲田大学スポーツ科学学術院・福林徹教授)のシンポジウム「上肢・体幹・股関節のスポーツ障害の予防」(座長=札幌医科大学保健医療学部・片寄正樹教授,昭和大学保健医療学部・加賀谷善教准教授)では,故障しやすい部位の障害予防について報告があった。
〜水泳〜
「水のなか」の特徴に理解が必要
競泳や飛び込み,シンクロナイズドスイミング,水球など水泳競技は多岐にわたり,特性も異なるために多様な障害予防策やケアが求められる。元五輪代表トレーナーで日立横浜病院リハビリ室の加藤知生室長は「身体に加え技術的問題や練習量などの環境因子に対する理解があってこそ,状況に即した障害予防が可能になる」と報告した。
障害予防には「柔軟性」が不可欠
水泳は水圧や水の抵抗,浮力,揚力など陸上競技と異なる力を受ける。泳動作(ストローク)では体幹を基軸に上下肢を使って推進力を得る。推進力の上肢への影響力は自由形60〜70%,背泳ぎ約60%,バタフライ50%,平泳ぎ30〜40%とされる。
シドニー,アテネ,北京と五輪3大会で競泳またはシンクロナイズドスイミングのメディカルトレーナーを務めた加藤室長によると,日本代表選手にきわめて特異的なのは柔軟性という。関節弛緩性も競技レベルが高いほど上昇する傾向にあるとの報告がある。実際,アテネ,北京と2大会連続で2種目の金メダルを獲得した北島康介選手の膝は,普通に立っても後ろに反る反張膝である。
シドニー五輪では競泳選手が腰痛で1種目を棄権した。北京五輪の競泳選手31人にメディカルチェックを行ったところ,15人に腰椎椎間板の変性が認められた。同室長は「パフォーマンス向上には水の抵抗を小さくし,上肢を効率的に使わなければならない。加えて柔軟性の獲得と腰部,肩,膝の障害予防が不可欠」と強調した。
水の抵抗を減らすために体の凹凸をつくらないストリームライン(流線型)を保持する必要がある。下部腰椎の椎体間の過剰挙動制御には,腰部のローカル筋(インナーマッスル)である腹横筋,大腰筋,多裂筋などのトレーニングが有効で,腰の障害予防に欠かせないという。
また,体幹の安定性保持へ腹横筋や多裂筋,横隔膜,骨盤底筋群を機能させ「いわゆる腹圧」をコントロールすることが重要とした。同じ方向へ動く筋群が骨・筋膜などを介して連結し,姿勢制御や全身運動のコントロールに関与するために,体幹と上肢,下肢との運動連鎖を担うアウターユニットが「効率的なストロークの鍵になる」と説明した。
北島選手は反張膝かあ~。こっちは完全に屈曲しとるもんなあ。
ただ今の100m平泳ぎのきろ~く 1分32秒26(11月の県マス)
この遅さ...........理由はわかったが..........この歳で反り変えさせたら......間違いなく折れる気がする